【ボート】安岐真人杯 竹田和哉が先輩の意地を見せつけ地元まるがめで初優勝

 「安岐真人杯争奪 瀬戸の大魔神大賞」(9日、まるがめ)

 先輩の意地を見せつけた。2号艇の竹田和哉(30)=香川・112期・A1=が2コースから豪快にまくって1着。通算7回目、まるがめ、安岐真人杯ともに初の優勝を飾った。2着は1号艇で2節連続優勝を狙った西岡顕心(香川)。3着には4号艇の浜野斗馬(香川)が入った。

 不屈の闘志と先輩の意地を見せつけた。進入は浜野のピット離れが悪く、123・546へ。竹田が2コースからコンマ09とS踏み込み、鮮やかにまくってバック鋭伸。節イチ級の足を誇る西岡が猛追して、かわされそうになったが、最後は経験の差でしのいだ。「(西岡の)2節連続優勝を阻むのはオレしかいないと思っていた。足は全体的に良くなっていたし、道中はきつかったけど、優勝できてめっちゃ嬉しい」とクールな男からは珍しく笑みがこぼれた。

 これで昨年10月の徳山以来で通算7回目、まるがめでは初の優勝。今節は序盤から足は全く目立たなかったが、最高の結果に結びつけた原動力は、やはり4月に第2子となる男の子が誕生したからだろう。「このまま勢いに乗って今年も頑張りたい」と意欲満々。21年から毎年2回ずつ優勝しているが、今年はV回数がどんどん増えて行きそうだ。

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