【競輪】郡司浩平が地元川崎記念V5 深谷知広の逃げに乗って意地の差し切り

 5回目の川崎記念優勝を達成した郡司浩平
 5回目の川崎記念優勝を達成した郡司浩平
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 「桜花賞・海老澤清杯・G3」(21日、川崎)

 川崎がホームバンクの郡司浩平(33)=神奈川・99期・S1=が深谷知広(静岡)の逃げに乗って最終4角から差して1着。川崎記念は5回目の優勝。G3優勝は2023年9月松阪以来20回目。2着は前受けから南関ラインの3番手に飛び付いた清水裕友(山口)、3着には清水マークの松浦悠士(広島)が入った。

 地元のエースが意地の追い込み勝負で5回目の川崎記念優勝をつかみ取った。レースは枠の利を生かした中国勢が前受け。南関5車ラインは後ろ攻めから赤板で主導権を奪いに行く。深谷-郡司の2車は出たが、3番手は内に清水、外に松谷秀幸(神奈川)で並走。それでもペース駆けに入れた深谷の番手からきっちり抜け出した郡司が清水-松浦のS班コンビの猛追を振り切った。

 「状況は分かっていた。後ろに清水がいたし、自分がきっちり勝たないといけない展開。深谷さんの先行のおかげで脚がためられたし、踏み勝つことができた」と振り返った。

 次走は深谷と一緒に静岡記念(2月1~4日)へ転戦。「深谷さんと一緒で自分が前の時は責任感を持って走りたい」。S班陥落の悔しさを地元記念Vで晴らした郡司。深谷との強力南関コンビで2024年のG1戦線をにぎわせるはずだ。

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