【競輪】ママさんレーサー三谷尚子がデビュー初の決勝進出!高校2年の娘と「ガールズ初の親子レーサーになりたい」

 「松戸公産杯」(15日、松戸)

 2022年4月デビューのママさんレーサー三谷尚子(37)=愛媛・122期・L1=が、松戸開催で初めて決勝へ進出した。

 予選初日を2着でスタート。同2日目は5着に終わったが、2走の累計ポイントが11点。中川諒子(熊本)と同ポイントだったが、序列順位の差で、デビュー以来初めての決勝チケットをゲットした。

 「ラッキーの一言です。1日目はグランプリ出場歴のある長沢彩さん(福岡)の後ろをすんなり回れたことが大きい。2日目はうまく流れに乗れなかったけど、なんとか5着。まさか決勝に乗れるとは思っていなかったのでビックリです」と目を丸くしながら振り返った。

 デビュー当時は自力主体のスタイル。レースでは目立っていたが大敗も多く競走得点は低迷した。近況は周囲のアドバイスもあり、レースの流れに乗って着実な組み立てが増えている。「ガールズケイリンを目指したとき、加瀬加奈子さん(新潟)の打鐘からカマシで押し切るレースを見て憧れた。自分も加瀬さんのようなレースをしたいと思ってデビューから戦ってきた。でも、点数はドンドン落ちてしまった。そんなとき、同地区の選手から『選手をクビになってしまったら、やりたいレースもできなくなるよ』と言われた。そこからレーススタイルを変えて大敗しない競走をするようになった。ガールズケイリンを目指している高校2年生の娘がいるし、ガールズケイリン初の親子レーサーになりたい。まだまだ辞められないし頑張りたい」とスタイルチェンジの胸の内を告白した。

 前場所の高知最終日は、まくりで2着。今場所は初の決勝進出と少しずつ結果が付いてきた。

 娘と親子でガールズレーサーになる夢を実現するためにも、点数を少しでも上げていきたい。16日に行われる決勝でも、レースの流れに乗る三谷に注目だ。

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