【競輪】岸和田パールC ガールズ初G1は児玉碧衣が制圧 打鐘4角カマシで後続を突き放す

 パールカップを制して吉田沙保里さん(右)に祝福される児玉碧衣
 優勝して賞金ボードを掲げる児玉碧衣
 パールカップを制した児玉碧衣
3枚

 「パールカップ・G1」(15日、岸和田)

 高松宮記念杯と同時開催として行われ、決勝は3日目12Rで実施。児玉碧衣(28)=福岡・108期・L1=が打鐘4角6番手からカマし、後続を4車身以上突き放して1着でゴール。初代覇者の座に就き、賞金490万円(副賞込み)と、ガールズグランプリ2023(12月29日・立川)の出場権を獲得した。2、3着は久米詩(静岡)、坂口楓華(京都)の順で入った。

 児玉らしいレースで初代G1覇者の称号を手にした。「めちゃくちゃうれしい。本当にうれしい」とレース後は喜びを爆発させた。

 レースは5番手で周回を進め、打鐘過ぎに坂口が位置を上げ、児玉は6番手。「逃げる準備もまくる準備もしていた」と打鐘4角から発進。最終ホームで坂口と小林莉子(東京)が絡むアクシデントもあり、出切ってからは一人旅。完全優勝で締めくくった。

 優勝賞金の使い道は「バーキンが欲しくて…そのためにはエルメスでいっぱい買わないと。そこにつぎ込みたい」と決まっている様子。「自分はお金が大事。これからもG1で優勝すればもらえる」と1回の優勝で満足はせず、今後もモチベーションを高く持って、トップ戦線で貪欲に稼いでいく構えだ。

 この優勝で8年連続となるグランプリ出場を一番乗りで決めた。「誰よりも早くグランプリに向けて調整ができる。現状に満足せずレベルアップしたい」とG1ウイナーとなった児玉は、これからも進化を続け、タイトルと賞金を積み重ねていく。

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