【東海S】ハギノアレグリアス 一戦必勝 長期休養から転厩経てここで勲章を

 「東海S・G2」(22日、中京)

 3歳夏から破竹の3連勝でオープン入りしたハギノアレグリアスだが、屈腱炎による1年8カ月もの長期休養で戦線離脱へ。その間に松田国厩舎の解散があったため、四位厩舎へと転厩。復帰戦のアハルテケSこそ4着だったものの、2戦目の太秦Sを勝ち、相手が強化された前走のみやこSでも2着と好走した。「勝ちに等しいレースだったと思うし、やっぱり能力はあるね」と四位師は重賞初挑戦だった前走を振り返る。

 この中間も動きは良く、いい状態でレースに臨めそうだ。「メニューを順調に消化できているよ。当週の追い切りには川田ジョッキーに乗ってもらうつもり。まあ、もともと前に乗っていて、この馬のことは分かっているけどね」。その川田が最後に騎乗したのが、タガノビューティーを2着に下した20年9月の日進特別。今回と同じ舞台で強い勝ち方をしているのは心強い。

 勝てばG1への道が開けるが、「この馬の場合、足元のことがあるから、一戦一戦が勝負。ここでいい結果を出したい」と師。大ケガを乗り越えた馬に勲章を-。厩舎にとってもJRA重賞初Vが懸かるが、それよりも馬自身にタイトルを獲らせたいという思いがとりわけ強い。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス