【京都金杯展望】マテンロウオリオン復活だ

 「京都金杯・G3」(1月5日、中京)

 復活を期す明け4歳馬マテンロウオリオンが中心を担う。昨年はシンザン記念Vで最高のスタートを切ると、ニュージーランドTとNHKマイルCを連続2着。世代屈指の脚力があるのは間違いない。復帰後の秋2戦はひと息に終わったが、直線の長い左回りコースは歓迎。直線勝負の伸び比べなら、まとめて面倒を見るシーンは十分あり得る。

 エアロロノアは前走のマイルCSで直線外から脚を伸ばして0秒6差の7着。春の安田記念でも0秒2差の7着に善戦しているように、重賞勝ちこそないもののG1通用の力を示している。叔父に重賞勝ち馬エアウィンザー、エアスピネルを持つ血統馬。勝利という形で弾みをつけ、G1再挑戦の足掛かりとしたい。

 マイル路線に矛先を向けてきたオニャンコポンも侮れない。復帰後2戦は手応えほど伸び切れないレースが続いており、前走の結果を受けて陣営は距離短縮を決断した。京成杯を制して、皐月賞でも6着に健闘。先着馬の多くがその後にG1馬となったように、同馬ももっと上を目指せる器。このまま終わるとは思えず、新天地で反転攻勢に出る。

 昨年の牝馬3冠を皆勤したプレサージュリフト。ベストのマイル戦で再進撃をもくろむ。昨年2着のピースワンパラディは中京芝千六が〈2300〉というコース巧者。近2戦は物足りない結果も得意舞台なら警戒が必要。連敗中のイルーシヴパンサーもまだ見限れない。

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