【デイリー杯2歳S】エミサキホコル波乱起こす カワキタレブリーと同じドレフォン産駒

 「デイリー杯2歳S・G2」(12日、阪神)

 厩舎の看板馬に姿を重ねる。杉山佳師が伝統のG2に送り込むエミサキホコルは、21年最低人気で3着に好走し、22年のNHKマイルCでも18番人気3着でファンを沸かせたカワキタレブリーと同じドレフォン産駒。狙い通りの仕上がりを見せる若駒が、出世レースで輝きを放つ。

 重賞初挑戦となるエミサキホコルの勝ち上がりはダート戦。芝では⑤⑦着と振るわず、昇級初戦の前走もダートを使われた(4着)が、芝重賞への参戦は「決して行き当たりばったりで使うわけではない」と杉山佳師はキッパリ。「前走後は早めにここを目標に。きれいなフットワークをしているので芝は大丈夫。来年のNHKマイルCに向けて、どれくらいやれるか見たい。だから、言い訳のできない状態で出したいんです」と視線は既に大舞台へと向いている。

 厩舎の看板馬カワキタレブリーと同じドレフォン産駒。短距離戦でのデビューから、徐々に距離を延ばしていくのも同じパターンだ。「エミサキホコルも、人によっては2000メートルあたりからのデビューを考える人もいると思います。ただ、短い距離から競馬を教えて体力をつけたかったので」と意図を説明。レースを使いつつ成長を促すスタイルで、基礎を築いてきた。

 21年3月に開業した同厩舎。「去年の2歳からが“自分の世代”ですが、そこからレブリーやトウセツ、コスタボニータと出て、それらがいるから方向性は間違っていないな、と思います。今の2歳世代を含めて、もっと勝たせられれば」。人馬ともに重賞初制覇が懸かる一戦。力強く前を向く新鋭が、22年も波乱の使者となる。

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