【札幌記念】白毛馬ソダシ 連覇へ素軽い動き見せる 吉田隼からも合格点

 「札幌記念・G2」(21日、札幌)

 白毛馬対決で注目を集めている札幌記念。21年の覇者で白毛馬初のG1馬ソダシは、函館芝で併せ馬を行った。クリダーム(2歳オープン)とドルチェモア(2歳新馬)を4Fで2馬身追走し、ラスト1Fで外から馬体を合わせる。そこから馬なりで末脚を伸ばし、最後は2頭に首差遅れたものの、4F51秒9-37秒7-11秒9と素軽い動きを見せた。

 騎乗した吉田隼は「道中のリズム、折り合いともに良かったです。最後の反応に休み明けの感があったけど、昨年もこんな感じで勝ってくれたので問題ないと思います」と合格点を与える。須貝師も「少し落ち着き過ぎているかな」としながらも、「スイッチが入りやすいタイプなので、これくらいの方がいいのかもしれませんね」と上々の感触だ。

 今回は連覇が懸かる一戦。鞍上は「斤量が52キロだった昨年のようにうまくはいかないかもしれないけど、連覇をしてクロフネ産駒の最高傑作になってほしいですね」と力を込める。人気と実力を兼ね備えたアイドルホースが、22年も夏の札幌を盛り上げる。

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