柳田泰己騎手が死去 3日に落馬負傷 28歳
3日にニュージーランドのケンブリッジ競馬場で落馬負傷した日本人ジョッキーの柳田泰己騎手が9日に死亡したことが明らかになった。ニュージーランドなどの複数メディアが報じた。28歳だった。
落馬負傷した際に頭部と脊椎に深刻なダメージを受け、意識がなかったという。日本から家族も駆けつけ、現地病院の集中治療室で懸命の治療が行われたものの、意識は戻らないまま天国へと旅立った。
高校時代にジョッキーに憧れ、鳥取県の育成牧場「大山ヒルズ」で経験を積んだ後、ニュージーランドに渡って17年に騎手デビュー。「タイガー」の愛称で親しまれ、重賞2勝を含む通算162勝を挙げていた。