【POG】完成度◎!リバティアイランドは30日新潟デビューへ(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 9日の函館新馬戦(芝1200m)はアスクドリームモア(牡、藤原)が好位から抜け出してV。最後は2着馬に半馬身差まで詰められたが、手応えにはまだ余裕があり着差以上に強い内容だった。田代助手は「リズム良く運べて、いいセンスを見せていい勝ち方だった」とレースぶりを高く評価した。滞在調整ということもあり、陣営は連闘で16日の函館2歳Sへの挑戦を決めた。「叩いた分の上積みは見込めるし、重賞でも十分に通用する能力を持っている」と期待十分。新馬-重賞と連勝へ向けて意気込んだ。

 栗東・中内田厩舎でチャンスザローゼス(阪神芝1800mで新馬戦2着)に続く、今世代2頭目の新馬戦出走を目指すリバティアイランド(牝、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ)。デビューは30日の新潟新馬戦(芝1600m)を予定している。初時計の14日には栗東坂路で僚馬ソリダリティ(3歳未勝利)と併せて4F53秒1-12秒2をマークし、半馬身先着を決めた。坂路を駆け上がってくる姿を見ると、大人びた感じで完成度が高そう。半姉ロムネヤも新馬勝ちを決めており、初戦から高いパフォーマンスが期待できそうだ。

 6月の中京新馬戦(芝1400m)2着以来になるメイクザビート(牡、西園正)は、23日の小倉未勝利戦(芝1800m)で初勝利を目指す。初戦はゲートで待たされて、テンションが上がってしまったなかでも力はきっちりと示した。いくらか外へ張る面を見せていたことからも右回りに変わるのはプラス。あとはレース当週の最終追い切りの動きに注目したい。(馬三郎栗東支局・塩手)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス