【北村友一コラム】我が子との初対面がかないました! 小倉5R ストリンジェンドはまだ体重い
落馬負傷によって長らく戦列を離れていた北村友一騎手(栗東・フリー)がターフに戻ってきた。試練を乗り越えた同騎手が、競馬開催日にファンへ向けて生の声をお届けする。
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先週は日曜小倉2Rのクラシックステップに騎乗して勝利を挙げることができました。安田隆厩舎には復帰週からたくさん乗せていただいたのに結果を残せなかったので、うれしい勝利でしたね。
レースの翌日には先月19日に生まれた子どもに初めて会うために妻の実家へ。正直、子どもに興味のあるタイプではなかったのですが、初めて見る我が子はかわいかったですね。赤ちゃんの写真を見せたくなる人の気持ちが分かりました。また、まだ話すことのできない赤ちゃんの動きを見ていると、馬に接する時にも生かせることがありそうだなと思っていました。今まで感じなかったものが、新しく見えてきそうな気がしています。
今週も小倉です。5R新馬の(1)ストリンジェンドは追い切りで全体的な時計は出ていますが、まだ体が重く、手先だけで走っている感じがあります。時計の速い馬場に対応できるかが鍵でしょう。8Rの(15)マテンロウルビーはスピードがありそうなのでうまく立ち回って上位争いを。10Rの(9)モンサンイルベントは直線で反応できていないところがある感じ。きっかけをつかみたいですね。