【ユニコーンS】リメイク 初マイル戦も準備万端 距離克服で重賞タイトルつかむ

 「ユニコーンS・G3」(19日、東京)

 メンバー最多の4勝を挙げているリメイクが重賞初Vへ挑む。これまでの6戦は全てダート1400メートルだが、ためる競馬にもメドを立てて、初のマイル戦への準備は整っている。

 目下3連勝中だが、いずれも2着馬には2馬身差以上をつけている。特に前走では中団でじっくり我慢させてから差し切り勝ち。手綱を取った福永も「逃げて勝っても、今後の楽しみがないですからね。走りが少しずつ良くなってきたし、最後もしっかりと脚を使ってくれた」と自信を深めた様子だ。

 この勝ちっぷりに新谷師も確かな手応えをつかんだ。「脚をためて伸びてくれた。教えたことをすぐに理解してくれるし、この経験は次に生きると思う。いい雰囲気で重賞を迎えることができます」と目を細める。斤量が前走から1キロ減の56キロになることもプラス材料。東京コースも3走前で経験済みだ。

 父は16年UAEダービーを制し、同年ベルモントSでも3着に好走したラニ。さらに厩舎には22年のUAEダービーを勝ち、ケンタッキーダービーに挑んだクラウンプライド(牡3歳)もいる。まずはマイルの距離をクリアして、いずれはリメイクも世界の大舞台を目指したいところだ。

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