【函館スプリントS】ビアンフェ軽快 前回王者が万全の態勢で迎え撃つ

 「函館スプリントS・G3」(12日、函館)

 連覇を狙うビアンフェは9日、藤岡佑を背に函館芝で4F55秒6-40秒0-12秒1を刻んだ。前半から行きたがることもなく、主戦と呼吸を合わせながら、終始軽やかなフットワークで駆け抜けた。

 栗東でもびっしり乗り込まれており、今週は確認程度の調整。鞍上は「落ち着いていて、いい雰囲気です。順調に来ています」と太鼓判を押す。21年は札幌開催だったが、当舞台も3年前の函館2歳Sなど3戦2勝、2着1回と得意。今回も逃げにこだわるとあって、「枠もどこでもいいです」と自信たっぷりだ。

 課題のゲートも8日に確認済み。目隠ししての枠入れが効果を見せており、伊藤助手は「良かったです。落ち着いていてましたね」と手応え。前回王者が万全の態勢で挑戦者たちを迎え撃つ。

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