【競輪】宇都宮記念は吉田拓矢が制覇 1月立川以来となる記念V4を達成

 「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦・G3」(22日、宇都宮)

 最終日の12Rで決勝が争われ、吉田拓矢(27)=茨城・107期・SS=が最終ホームからカマした真杉匠-金子幸央(ともに栃木)の地元コンビ追走から直線で内を踏んで突き抜けて1着。1月の立川以来今年2回目、通算4回目のG3優勝を達成。宇都宮記念は初優勝。優勝賞金438万円を手にした。2着には金子、3着には吉田を追った松浦悠士(広島)が入った。

 栃茨ラインの結束力が実を結び、S班吉田が今年2回目の記念優勝を達成。ゴール後は右手を高々と突き上げ、喜びを爆発させた。

 決勝は人生初の3番手回り。先頭の真杉は最終ホームからカマシ先行。番手の金子はまくってきた中川誠一郎(熊本)をブロック。自力で戦っている吉田には難しい位置だったが、最終4角からは空いた内を一気に踏み込んで1着でゴールした。

 「栃木、茨城は昔から連係が多いライン。地元勢との別線は全く考えなかった」。納得の3番手から結果を出した。

 来月は地元・取手記念に、昨年準優勝に終わったG1・高松宮記念杯(岸和田)が控えている。「取手記念は一番勝ちたいところ。休まず練習をしてレースに臨みたい」と気合を入れ直した。集中力を高める吉田の戦いから目が離せない。

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