【平安S】テーオーケインズ 休み明けでも好ムード 動きしっかり 高柳大師も合格点

 「平安S・G3」(21日、中京)

 余裕残しではあるが、それでも王者らしく威厳に満ちた動きで駆け抜けた。サウジC8着から3カ月ぶりの復帰戦を迎えるテーオーケインズは18日、栗東坂路で最終追い。終始馬なりだったが、力強い脚取りで4F53秒1-38秒7-12秒3をマークした。

 見守った高柳大師は「いつも通り、しっかりした動きでしたね」と合格点を与える。一度使った方が良くなるタイプで、ここは連覇が懸かる帝王賞(6月29日・大井)に向けてのステップレース。それでも、休み明けの緩慢さを感じさせず、好ムードを漂わせた。

 「落ち着き過ぎて怖いくらい。これが実戦でどう出るか」と指揮官が心配するほど、海外遠征を経験して気性面が成長した。初めて背負う斤量59キロは気になるところではあるものの、G3レベルで泣き言は言っていられない。ダートの現役最強馬が力の違いを見せつける。

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