キングエルメスが今夏に欧州遠征へ 英ジュライCから仏モーリスドゲスト賞
NHKマイルC6着のキングエルメス(牡3歳、栗東・矢作)が今夏に欧州遠征を計画していることが18日、分かった。管理する矢作師が明かした。
ジュライC・G1(7月9日・英ニューマーケット、芝1200メートル)からモーリスドゲスト賞・G1(8月7日・仏ドーヴィル、芝1300メートル)に転戦するもので、ともに鞍上は坂井を予定している。矢作師は「今回に関しては挑戦です。どうしてもイギリスは坂、傾斜というのがポイントになる。トリッキーだけど、その中でも合っているだろうということで選びました。ドーヴィルは日本向きだと思います」と説明した。
既に僚馬で同オーナーのバスラットレオン(牡4歳)が、サセックスS・G1(7月27日・英グッドウッド、芝1600メートル)からジャックルマロワ賞・G1(8月14日・仏ドーヴィル、芝1600メートル)の遠征予定を発表している。「2頭で行けるというのは今まで結果も出しているし、うちにはノウハウもあるので、やりやすいと思っています」と前向きに語った。