【ボート】馬場貴也が3コースまくり差しで3回目のG1制覇 今年は早くもV5

 「競帝王決定戦・G1」(31日、下関)

 3号艇の馬場貴也(38)=滋賀・93期・A1=が、3コースからのまくり差しで抜け出し、昨年2月の近畿地区選(三国)以来となる3回目のG1優勝を飾った。前節のびわこでのG2・秩父宮妃記念杯に続く2節連続で、今年はこれが5回目の優勝となった。人気の1号艇・松井繁(大阪)は2着だった。

 絶好調男の馬場が、3コースからコンマ12の好Sを決め、準優同様に、1周1マークでは、鋭いハンドルを入れて圧倒的人気を背負った松井を退け、3回目のG1Vを達成だ。「乗り心地は良かったし、優勝戦は一番いい状態で行けた。しっかりSも行けたし、最高の展開になった」。じっくり時間を使って、エンジンを万全の状態に仕上げての優勝に笑顔を見せた。

 当地の記念では5連続優出するなど好相性。それだけに「優勝できて本当にうれしい。昔から本当に好きな水面で、いつかはG1を優勝したいと思っていたので最高です」と喜びもひとしおだ。

 これで前節のびわこG2から特別戦連続優勝で、今年はすでにV5と絶好調が続く。「ここまでいいリズムでこられている。年末を意識して一走一走頑張っていきます」と、年末のSG・グランプリまで快走を続けることを誓った。

 大村で行われた今年最初のSG・ボートレースクラシックでは、遠藤エミが史上初の女子SG覇者となり、ムードは最高の滋賀支部。支部長でもある馬場が、さらに滋賀を盛り上げる。

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