【ボート】とこなめG1 磯部誠が東海地区選V 1号艇の池田浩二がFで3億円弱が返還

 「東海地区選手権・G1」(16日、とこなめ)

 人気を背負った1号艇の池田浩二(愛知)が痛恨のフライング(F)に散る波乱。2号艇の磯部誠(31)=愛知・105期・A1=が恵まれで優勝した。初めて東海チャンプの座に就くとともに、SG・クラシック(3月16~21日・大村)の出場切符を手にした。

 売上額の約87パーセントにあたる2億9153万7700円が返還となったレース後の第一声は「複雑です」だった。初の東海王者に輝いた磯部は背中を追い続ける池田のFがあっての繰り上がり優勝だけに素直には喜べない。「スタート(S)事故があって、しかも普段からお世話になっている(池田)浩二さん。ショックです」と言葉を続けた。

 池田の助言がVへ導いた。「昨年のグランプリの帰りにボートは1個でも内。しっかりコースを主張するように、と言われた」。進入で赤岩が強気に動いてきたが、2コースを死守。結果的にVへの近道になった。

 2020年のヤングダービー(びわこ)に続く2個目のG1タイトル。クラシックの出場切符をつかみ、SG・オーシャンカップ(7月19~24日・尼崎)出場へも大きく前進した。「(池田)浩二さんと平本(真之)さんと一緒にグランプリへ行きたい」と今年の大目標を掲げた。

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