【中京１１Ｒ・ダノンハーロック】目下３連勝中とはいえ、気性の難しい白毛馬。母ブラマンジェは３度も発走調教再審査を受けたブチコの半姉だ。また、今週の栗東坂路の調教も不満。４Ｆ５１秒５は優秀だが、３～２Ｆが１２秒５－１２秒０と速いラップになった分、ラスト１Ｆは１３秒１と時計を要した。実戦でも引っ掛かる心配がある。

　【東京１１Ｒ・レティキュール】逃げ馬不在でスロー濃厚の顔触れ。先週に開幕した東京は高速馬場の様相を呈しているだけに、上がり３Ｆ３３秒台の末脚を一度も使ったことがないこの馬は決め手比べで分が悪そうだ。６歳牝馬に大きな上がり目を見込むのも酷だろう。昨年の当レースでも８着に敗れており、寒い時季も合わない。