【ボート】大村G1 峰竜太が今年最初のG1優勝戦で気合十分

 「海の王者決定戦・G1」(19日、大村)

 峰竜太(36)=佐賀・95期・A1=が準優9Rを2着で、自身の今年最初のG1戦での優出を決めた。

 前検で引き当てた31号機は数字もない平凡機。S練習後は、厳しい表情を見せていたが、そこは現役最強レーサーの峰竜太だ。日増しに足も上昇し「前検は下の方だったけど、整備して良かったです。エンジンを考えれば上出来だと思う。準優で競った斉藤仁選手(東京)の方がいいけど、足で負けるって感じではなかったです。ターンの感じが良くて、バランスが取れて中堅上位」と仕上がりには納得。

 「同期のヤマテツ(山田哲也=優勝戦1号艇)ともそんなに変わらない。上はいても、そこまで差はないと思います。足はこれでいっぱいだと思うので、これをキープして行きます」と、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出し優勝戦に挑む。

 昨年末のグランプリでは圧倒的人気を背負った優勝戦1号艇で転覆し、悔しい最後となっただけに、気持ちを入れ替え、新たな年のスタート。自身にとっては、今年最初のG1優勝戦となるが、「深くなっても4コースから。準優は95期ワンツー(金子拓也)ができたし、優勝戦ではワンツースリーができればいいですね」と気合も十分。今年最初のG1をしっかりとモノにする。

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