【ボート】枝尾賢が第4代目「深夜王」を狙う 芦屋に続く2節連続の優出で勢いは一番だ
「ミッドナイトボートレース・深の夜王決定戦」(8日、若松)
第4代目となるミッドナイト王に向けて、地元の枝尾賢(40)=福岡・89期・A1=が果敢に攻める。
4日間の短期決戦で行われている若松での今シリーズは8日、10~12Rで準優勝戦が行われ、9日の優勝戦メンバーが決まった。
準優10Rでは、予選3位の枝尾が、インからコンマ06のSを決めて、きっちり逃げ切って、前節の芦屋に続く2節連続優出を決めた。「伸びは下がらなくなって普通。乗りやすさがあるので出足はそこそこだが◎までは付かない。Sが難しい」と、まだ完全に満足はできないが、悪くない仕上がりだ。
昨年は15優出でV4と安定した成績で、年末のSG・グランプリシリーズにも出場した。そして、新年となった前節の芦屋でも優出(3着)と、高いレベルで安定。
優勝戦は、同じ福岡の前田将太が1号艇。2コースからの自在攻めで、羽野直也(福岡)、赤坂俊輔(長崎)、岡村仁(大阪)に続く、4代目の「深夜王」を狙う。