【ジャパンC】福永が涙「感動しました」、コントレイルが有終V

 ラストランとなるジャパンカップを制したコントレイル(左から2頭目)と笑顔の福永(撮影・三好信也)
東京11R、ラストランとなるジャパンカップを制したコントレイルと雄たけびをあげる福永祐一騎手=東京競馬場(撮影・三好信也)
 ラストランとなるコントレイルをジャパンカップで勝利に導き涙をみせる福永(撮影・三好信也)
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 「ジャパンC・G1」(28日、東京)

 圧倒的な1番人気に支持されたコントレイルが、最後の直線で力強く抜け出して完勝。G1・5勝目を挙げて、ラストランを文句なしの勝ちっぷりで飾った。2着には3番人気のオーソリティ、3着には2番人気のシャフリヤールが入った。

 鞍上の福永はゴール直後に、表情をゆがめ思わず涙を流した。勝利インタビューの冒頭でも言葉に詰まり、「すいません…」と目頭を押さえた。「きょうで終わりだと、いろいろとこみ上げるものがありました。本当に立派な走りをしてくれました。感動しました。(コントレイルがデビューしてからここまで)夢のような時間でした。ジョッキー人生の全てを、この馬に捧げてきた。感謝しかないです。きょうは次のキャリアに無事に送り出すことが一番の使命でしたが、課題のゲートも出てくれたし本当に完璧でした。コロナ禍のなかで生まれた3冠馬ということで、うっ屈とした世の中に光を差し込んでくれた存在だと思います」と万感の思いを語った。

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