【競輪】小倉GGPトライアルは小林優香、児玉碧衣が優勝 年末の大一番出場選手が決定

 「ガールズグランプリトライアル2021」(20日、小倉)

 G1・競輪祭の前半3日間で2組に分かれて行われたガールズグランプリトライアルレースは20日、決勝戦が争われて、11R(B組)は児玉碧衣(26)=福岡・108期・L1、12R(A組)は小林優香(27)=福岡・106期・L1=が1着。ともにガールズグランプリ2021(12月28日・静岡)出場権を手に入れた。

 11Rは児玉が豪快にまくって制圧した。「地元で応援が多かったし、優勝することができて良かった」とホッとした表情で振り返る。この1着で連勝は28、通算1着回数は396に。次の武雄(12月6~8日)を完全優勝、そしてグランプリ4連覇なら、通算400勝になる。「それは全部(1着を)意識しています。静岡は初めてグランプリを優勝して思い出もある。しっかり体のケアをして結果を出せるように頑張ります」と年末へ向け力を込めた。

 12Rは小林優が外を懸命に踏み切って優勝。今年は東京五輪で日本代表として戦ったため、競輪での獲得賞金額が少なく、このシリーズでグランプリ出場の一発勝負にかけていた。「チャンスをモノにできて良かったです。悔しい形で終わりたくないので、グランプリで今年は良かったと締めくくりたい。児玉さんの4連覇を止めたいです」と語った。

 この結果でガールズグランプリ2021出場選手が決定。優勝した小林優、児玉に石井寛子、小林莉子、高木真備(いずれも東京)、尾方真生(福岡)、坂口楓華(京都)が出場する(選考順)。次点は鈴木美教(静岡)。

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