【ボート】女子では今井美亜が快速パワーで勝利 初物に強いだけに、2日目以降も要注目

 「ミッドナイトボートレース トランスワードトロフィー2021」(20日、下関)

 業界初のミッドナイトレースには8人の女子が参戦しているが、今井美亜(31)=福井・106期・B1=が、ただ1人勝利を飾った。1回走りだった初日6Rは5号艇ながらピット離れで飛び出して、4コースのカドを奪取。1周1Mは差して突き抜けた。

 前検から一番時計を叩き出し、ムードは良さそうだったが、実戦でパワーをいきなり発揮した。「エンジンは良さそうですね。伸びが良くてピット離れもいい」と近況の動きがいい20号機に手応えをつかみ、周囲からも「今井さんが出ていた」との声が出る。

 今井といえば、2016年から始まったバトルトーナメントの第1回大会(平和島)で6コースからVを飾った経験もあるように“初物”に強いイメージ。好気配を見せるだけに初となる今回のミッドナイト開催でも快進撃もある?「準優くらいには乗れるように頑張りたい」と、控えめながらも2日目以降の快走を誓っていた。

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