【POG】新潟2歳S3着馬オタルエバーが帰厩 次走は11月の自己条件(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 中京最終週に栗東・新谷厩舎が2つの新馬戦に勝利。これで現2歳世代3頭目の新馬勝ち。未勝利勝ちを含めて4勝目を挙げた。加えて注目したいのは2着馬との着差。2日のダート1400mを勝ったリメイク(牡)は8馬身差、3日のダート1800mを勝ったクラウンプライド(牡)は6馬身差と、ともに圧勝劇を演じた。

 前者について、師は「上がり(3F)が速く、追ってからもしっかりしていました。まだ余力がある勝ち方で、能力はかなり高そう。時折若さを見せていたので、その辺りが成長してくれば」とコメント。産駒初勝利の父・ラニは能力の高さと気難しさが同居していただけに、同馬も今後の精神面の成長が鍵になりそうだ。次走はなでしこ賞(24日・阪神、ダート1400m)を予定している。

 後者については「砂をかぶって嫌がる面を見せていましたが、強かったですね。使って次はもっと良くなると思いますし、昇級しても楽しみです」と話した。次走はもちの木賞(11月7日・阪神、ダート1800m)を予定している。

 2日の中京新馬戦(芝2000m)ではヴェールランス(牡、藤岡)がV。厩舎の先輩で16年の桜花賞馬ジュエラーの子が、初勝利を挙げた。今後については「まだ成長途上なので、いったん放牧に出します。成長力がある血統で、これからどんどん良くなってくると思います」と師。

 新潟2歳S3着のオタルエバー(牡、中竹)が6日に栗東へ帰厩した。次走は11月20日の東京2歳1勝クラス(芝1400m)か翌21日の秋明菊賞(阪神、芝1400m)になるもよう。(馬三郎栗東支局・塩手)

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