２歳新馬戦が２日（土）、３日（日）の中山、中京競馬で計８レース行われた。２日は東西で２レースずつが争われ、中京３Ｒでは６番人気の伏兵リメイク（牡、栗東・新谷）が２番手から抜け出すと、２着馬に８馬身差をつけて圧勝した。

２日（土曜）の新馬勝ち馬評価一覧

リメイク（牡、父ラニ、栗東・新谷）

　土曜中京３Ｒ、ダート１４００ｍ、鮫島駿「この父の産駒らしく繊細な面がありますが、厩舎がうまく調整してくれましたから。いい勝ち方でしたし、このまま順調に成長していってくれれば」（レース評価Ｂ、将来性★★★★）

ガルブグリーン（牝、父ヴィクトワールピサ、美浦・相沢）

　土曜中山５Ｒ・芝１６００ｍ、横山琉「スタートが速く、先頭に立っても物見することなく逃げられました。ケイコでは右にモタれるところがあって、レースでも直線で（内に）張っていたのですが、４角で加速して最後まで疲れることなく走り抜いてくれました」（Ｃ、★★★）

ヴェールランス（牡、父キタサンブラック、栗東・藤岡）

　土曜中京５Ｒ、芝２０００ｍ、藤岡佑「調教に乗った時から血統馬らしさは見せていた。良くなったのがここ１，２週なので素質を見せるのは先と思っていましたが、その一端を見せてくれて、うれしい方に出て驚いています。手応え良く走れていて、いい勝ち方ができました。これから成長していけば」（Ｃ、★★★）

アイヴォリードレス（牝、父イスラボニータ、美浦・菊沢）

　土曜中山６Ｒ・ダート１２００ｍ、菊沢「すごく能力の高い馬ですね。新馬戦で乗せていただいて、牧場、厩舎スタッフに感謝です。返し馬から落ち着いていました。スタートは出る方じゃないと思っていましたが、二の脚のスピードが違っていました。追ってからもしっかりしていたし、ポテンシャルの高い馬です」（Ｂ、★★）

（評価は馬サブロースタッフによるＳ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの５段階）