【ボート】蒲郡ボートレースメモリアルカウントダウンコラム1

 「ボートレースメモリアル・SG」(24日開幕、蒲郡)

 「SG・第67回ボートレースメモリアル」が24~29日の6日間、愛知県のボートレース蒲郡で開催される。ナイターが定着しており、最後の夏の夜を彩る、ボートレースの祭典だ。さまざまな話題を3回にわたって紹介する。

  ボートレース蒲郡の水質は汽水。広大なコースとして知られており、1Mからバック側までの距離156・7メートルは全国一。水面は比較的穏やかなので、機力差がはっきりと現れる。逆転劇も多く、迫力たっぷりのレースが展開される。

 昨年6~8月のインの1着率は56・6%と高め。インでも全速で旋回するので逃げやすくなる。ただ水面が広いので決まり手も多彩。2~4コースの間での1着率は大きな差がない。エンジンパワー、好不調の見極めが肝要だ。

 現行エンジンは5月4日から使用開始。まず注目の一番手は2連対率トップを誇る62号機。どの足もバランスが取れており、上位で安定した動きを見せている。57号機は強力な伸びが特徴のエンジンだ。実績でいえば6月のG1周年を制した74号機が挙げられる。

 ほかにも69号機は乗り手不問で高レベルに仕上がる。52、36、24、71号機も好素性で、使用者の活躍を期待できる。

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