【北九州記念】ジャンダルム態勢万全 千二で母の血開花 池江師「器用さある」

 「北九州記念・G3」(22日、小倉)

 ジャンダルムが18日、栗東坂路で臨戦態勢を整えた。2週前に同坂路で4F50秒3、1週前には4F49秒4と一杯に追われたため、最終追いはストレッチ感覚の4F53秒3-38秒4-12秒0だったが、脚さばき、身のこなしは躍動感に満ちていた。池江師は「先週、先々週とビッシリやって仕上げてきましたから、これぐらいでちょうどいいでしょう」と状態の良さを確認した。

 初めて1200メートルに挑んだ前走の春雷Sを快勝。スプリンターとして高い資質を示した。「やはり母の影響でしょうか。一番強い競馬でしたね。1200メートルがベストだったのかもしれません」と振り返る。母は02年スプリンターズS、03年高松宮記念を制した名スプリンターのビリーヴ。授かった才能が、きらめきだしたということだろう。

 「初めてのコースですが、器用さがあるのでこなしてくれれば、と思っています」と指揮官は楽しみな様子。17年デイリー杯2歳S以来となる重賞タイトルをつかんでさらなる大舞台へ。母の輝いた6F戦で秋への道筋を示す。

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