【競輪】竹内雄作が宇都宮デイリー杯V 1年ぶりの優勝に「脚は三角に回っていたと思う」
「デイリースポーツ杯・F1」(15日、宇都宮)
開催最終日の12RでS級決勝戦が行われ、竹内雄作(33)=岐阜・99期・S1=が、最終2角6番手から一気にまくり、2020年3月の京王閣F1以来で、今年初めての優勝を決めた。2着は阿部力也、3着には青森伸也が入った。
「久しぶりの優勝でめちゃくちゃうれしい。ゴール前は阿部力君の影が見えて焦った。脚は三角に回っていたと思うけど、勝てて良かった」と竹内はレースを振り返って喜んだ。
レースは竹内-渡辺で前受け、4車結束の北日本勢が中団、単騎の柿沢が7番手で周回。打鐘で阿部拓が竹内をたたいて主導権を奪いに行くと、竹内はすんなり下げて6番手。最終2角から一気に踏み上げると、上がり13秒6の快速まくりを決めて、優勝をつかみ取った。