「プロキオンＳ・Ｇ３」（１１日、小倉）

　９番人気のメイショウカズサがゴール前で力強く抜け出し、後続に２馬身半差をつけて快勝。重賞初制覇を決めた。勝ちタイムの１分４０秒９は小倉ダート１７００メートルのコースレコード、さらにロンドンタウンが１７年の札幌でマークしたＪＲＡレコードに並ぶ記録だった。２着は１４番人気のトップウイナー、３着には１２番人気のメイショウウズマサが入り、３連単は１９０万超えの大波乱となった。１番人気サンライズホープは６着に終わった。

　松山は「ようやくこの馬らしい強い競馬を見せてくれました。手応えも良く、集中力が切れることもなかったです。小倉との相性もいいし、馬の力を信じて乗りました」と話した。