【マーメイドS】今年も波乱決着!藤懸&シャムロックヒルが10番人気で重賞初制覇

シャムロックヒルで重賞初Vを果たしてガッツポーズする藤懸=阪神競馬場(撮影・和田康志)
マーメイドSを制したシャムロックヒル(左)=阪神競馬場(撮影・和田康志)
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 「マーメイドS・G3」(20日、阪神)

 今年もまた、波乱の歴史が刻まれた。勝ったのは最軽量ハンデタイの50キロを背負った10番人気のシャムロックヒル。最内枠から果敢にハナを切ると、最後の直線で驚異の粘り腰を発揮。大外から猛然と追い上げたクラヴェルを首差抑えて、重賞初Vのゴールを駆け抜けた。

 見事にエスコートした藤懸にとっても、デビュー11年目にして、うれしい初タイトル。「直線まで手応えが良く、追ってからも反応してくれた。最後は後ろから来ないでくれと無我夢中でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを爆発させた。

 2着のクラヴェルが5番人気。3着には6番人気のシャドウディーヴァが入り、3連単は33万150円の高配当となった。

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