【安田記念展望】短距離女王グランアレグリアが再び府中に降臨 G1V6を狙う

 「安田記念・G1」(6月6日、東京)

 ヴィクトリアMを楽勝したグランアレグリアが、連覇を狙って再び府中に降臨する。今回は中2週と詰まった間隔がポイント。所属するサンデーサラブレッドクラブのホームページでは、中間に左前蹄に不安が生じたと記されていたが、藤沢和師は「今は全然大丈夫。不安があれば使わないよ」ときっぱり。28日の美浦坂路で4F56秒7を計時し、6つ目のG1タイトル奪取へ向けて着々と準備を進めている。

 NHKマイルC覇者のシュネルマイスターが電撃参戦。手塚師は「牧場でも緩めずやっているし、上積みはかなり。状態はいい」とパフォーマンスアップを約束。11年リアルインパクト以来の3歳馬Vを目指し、古馬勢に果敢に勝負を挑む。

 2年前の覇者インディチャンプも黙ってはいない。音無師は「いつも大負けしていない」と安定感を評価する。大阪杯5着のサリオスは、得意のマイル戦で期待が高まる。「右トモのケアに努めて、レースまでにはフレッシュな状態に持っていきたい」と堀師。状態さえ万全なら巻き返す力は十分だ。

 今年に入って重賞2勝と完全復調のケイデンスコール、京王杯SCを制したラウダシオンも上位の一角。ここが復帰戦となるプレミアム&キングリーのダノン勢も虎視たんたんと一発を狙っている。

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