【ヴィクトリアM】マルターズディオサ最高潮 悲願G1制覇へ「あとは馬場状態だけ」

 「ヴィクトリアマイル・G1」(16日、東京)

 6度目のG1挑戦で大輪の花を咲かせる。マルターズディオサは2020年の牝馬3冠レースを皆勤したものの、桜花賞8着、オークス10着、秋華賞7着とデアリングタクトに肉薄するどころか、一度も掲示板に載ることさえできなかった。重賞2勝の実力馬にとって、不本意な結果が続いた。

 しかし、暮れの阪神Cで2着と巻き返し、改めて21年はG1制覇が大きなテーマになった。前走の高松宮記念では、他馬と接触する不利や大外を回らされながら勝ち馬と0秒4差の8着。初めての1200メートル戦、さらに道中で落鉄していたことを考慮すれば、決して悲観するような内容ではなかった。

 その後は、このレース一本に絞ってじっくり調整。14日の朝は美浦B(ダート)を1周してから、坂路を4F67秒5-16秒8で駆け上がった。状態面については不安は何もない。枠順は4枠7番に決定。平塚助手は「枠順に関してはそんなに気にはしていなかったが、ここなら問題はなさそうですね。前走はスタートが良くなかったが、もともとはポンと出られる馬。あとは馬場状態だけです」と話した。先週のNHKマイルCをシュネルマイスターが制し、厩舎のムードは最高潮。2週連続で手塚勢がマイルG1を席巻する。

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