出走馬の顔蹴り騎手戒告 北海道のばんえい競馬

 北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬」で、デビュー前の新馬を対象にした能力検査のレース中に、男性騎手が座り込んだ出走馬の顔を蹴っていたことが22日、市への取材で分かった。21日付で市から戒告処分を受けた騎手は当面、出場を自粛するという。

 ばんえい競馬は体重約1トンの大型馬が騎手の乗った鉄そりを引き、二つの坂を含む200メートルの直線コースを走る。市によると、18日にあった能力検査のレースで、二つ目の坂を越えられずに座り込んだ2歳牝馬の顔を、そりから降りた騎手が2回蹴ったという。レースはインターネットを通じて中継されており、市には抗議の電話が相次いでいた。

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