【皐月賞】ヴィクティファルスさらに上昇 池添兄弟でG1初制覇だ「夢をかなえたい」

 「皐月賞・G1」(18日、中山)

 悪天候も何のその。スプリングSの覇者ヴィクティファルスは14日、栗東坂路で単走追い。水分をたっぷりと含んだチップをものともせず、ピッチ走法でグングン加速する。馬場の真ん中を力強く駆け上がり、リズムよく4F53秒5-38秒7-12秒9をマークした。

 感触を確かめた池添は「ラスト1Fは時計を要してしまったが、それでもいい走りをしていた。自分からハミを取り、気合も息遣いも良かった。前走よりも状態は上がっていると思います」と内容に合格点を与えた。

 奥深さを感じさせるハーツクライ産駒。本格化は先だろうが、池添学師は「現段階でも結果を出してくれている。今も楽しみだし、先々も楽しみ」と大器に期待を膨らませる。

 前走のスプリングSが池添兄弟でつかんだ初の重賞タイトル。84年のグレード制導入後初の快挙だ。次なるターゲットはもちろん、クラシック制覇。兄弟そろって「一緒にG1を勝つ夢をかなえたい」と声を合わせた。

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