【東京スプリント】村神様はキャンドルグラス推し「臨戦過程、ライバルとの斤量差から◎」

 「東京スプリント・Jpn3」(14日、大井)

 コパノキッキング、ジャスティンといった一線級がドバイ遠征直後とあって不在。JRA勢は重賞勝ちが9歳馬ノボバカラのみ。となれば、東京スプリントは当舞台で行われた昨秋のJBCスプリント覇者サブノジュニア、5着キャンドルグラスの力が上だ。

 ただ前者は、その後3戦続けて59キロを背負い、カペラS(8着)、根岸S(9着)とJRAへ遠征。前走のフジノウェーブ記念で前をとらえ切れなかった内容からも、さすがに連戦疲れが気になる。力は互角。今回は臨戦過程からも後者を◎とした。

 キャンドルグラスは少し間隔をあけて、地元の1000メートル戦に出走。貫禄の違いを見せつけると、その後はここを目標にリフレッシュ。帰厩してからも順調に乗り込めているようだ。しかも、今回は56キロでの参戦。同期でライバルのサブノジュニアとは2キロの斤量差がある。

 JBCスプリントでは主戦・御神本訓にブルドッグボス(3着)がいたため、M・デムーロとの初コンビ。直線伸びかけたところで、外のサブノジュニアが内に切れ込み、一瞬だけ前をカットされるシーンもあった。そこからもう一度盛り返し、芝スプリント王者(高松宮記念V)モズスーパーフレアに頭差で続き、コパノキッキング、ジャスティンには先着。確実に全国区レベルの力を付けていることをアピールした。

 全12勝のうち6勝を挙げる御神本訓との連続コンビは心強いし、過去3カ月以上の休み明けでは〈0220〉と久々も苦にしない。当舞台でサブノジュニアとの直接対決は3勝4敗。目下4連敗中。ここは絶好の反撃チャンスとみた。相手の動きを見ながら進められる外枠もいい。差し切る。(13)の単勝。(デイリースポーツ・村上英明)

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