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【競輪】林巨人がラストランシリーズで完全優勝「最後は笑顔で」と涙をこらえる

 「S級シリーズ・F1」(23日、名古屋)

 今場所でラストランを表明していた林巨人(37)=愛知・91期・S2=が、最終日12RのS級決勝で1着。3連勝の完全優勝を飾った。

 予選(初日9R)は伊藤稔真(三重)、準決(2日目10R)は皿屋豊(三重)マークから差し切って1着。無傷で勝ち上がった決勝は、準決同様に皿屋マーク。打鐘前に出切り、打鐘3角から巻き返してきた野原雅也(福井)と激しく踏み合う。林は野原マークの南を飛ばして、踏み合う2人の後ろを確保し、野原が踏み勝ったとみるや、切り替えて追走。直線で差し切った。

 ゴール後は控えめなガッツポーズで喜びを表現した林。ヒーローインタビューでは「(ラストランの今場所は)全力で頑張ろうと思っていました。(決勝は)皿屋さんが頑張ってくれました。ラインのおかげです」と中部勢の絆を強調。「優勝できると思っていなかったので、信じられない気持ちです」と目を丸くして語った。

 「最後は笑顔で」と考えていた林は、少し涙をこらえていた様子。「私は競輪界を去りますが、競輪はどんどん続きます。選手みんなが頑張っていますので、応援してください」。14年8カ月も世話になった競輪界へ、惜別の言葉をおくった。

 林は2006年7月に大垣でデビュー。通算184勝、2着202、3着187(1347走)。優勝回数は7回(うちF1は4回)。名は巨人(なおと)だが、身長159センチと小柄で、俊敏な立ち回りで14~19年はG1、G2といった特別競輪に出場した。

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