鮫島克駿が小倉開催で逆転リーディング狙う

 逆転リーディングに向けて、鮫島克駿騎手(24)=栗東・浅見=が燃えている。8週間の小倉開催もラストウイーク。現在12勝を挙げ、トップの吉田隼と2勝差の2位につけている。「ぜひとも獲りたいですね。目の前のレースを勝っていけば、あとからついてくるものだと思うので、一つ一つのレースを集中して乗りたいです」と意欲を見せた。

 開幕日のメインレースである虹の松原Sを、単勝120・4倍の12番人気アーデントリーでV。「あれで勢いがつきました」。変わりやすい小倉の馬場傾向をいち早くつかみ、それを騎乗に生かして結果につなげてきた。佐賀県出身の自身にとって地元・九州での開催。「目には見えないですが、後押ししてくれるものも感じます」と思い入れも強い。

 「(団野)大成も、(菅原)明良も重賞を勝ちましたし、僕たち若いジョッキーで競馬を盛り上げたいですね。その中でも、抜けた存在になっていければ」。フェブラリーSでは、9番人気のエアスピネルを2着に導くなど、大舞台でも存在感を示す24歳。タイトル奪取で、さらに自らの勢いを加速させる。(デイリースポーツ・大西修平)

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