【弥生賞展望】ダノンザキッドが貫禄示す
「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(7日、中山)
無傷3連勝でホープフルSを制し、昨年の最優秀2歳牡馬に輝いたダノンザキッドが始動戦を迎える。本番の皐月賞と同舞台で行われる前哨戦に、安田隆師は「いい状態で挑めそう」と仕上がりの良さを強調。「無敗のまま行きたいですね」と4連勝でのV獲りへ意欲を見せる。
外国産馬シュネルマイスターは札幌の新馬戦を制し、前走のひいらぎ賞ではメンバー最速タイの上がりで無傷2連勝を達成した。「体はひと回り大きくなっているし、今後が楽しみ」と手塚師の期待は大きい。
京成杯2着タイムトゥヘヴンは、母が06年桜花賞馬キストゥヘヴンという良血馬。中山芝2000メートル戦は3戦して4・1・2着と舞台適性は高い。東スポ杯2歳S2着、ホープフルS4着と重賞で常に上位争いを演じているタイトルホルダーも侮れない存在だ。
1月の中山で1勝クラスを勝ったワンデイモアや、昨年の秋華賞2着馬マジックキャッスルの半弟ソーヴァリアントも虎視たんたんと権利獲りを狙っている。