【オート】令和の2強、青山周平と鈴木圭一郎が無敗で激突!

4連勝で大会5連覇に王手をかけた鈴木圭一郎
4連勝でグランドスラム達成に前進した青山周平
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 「全日本選抜・SG」(22日、浜松)

 さあ、いよいよ真の頂上決戦だ。同一SG5連覇がかかる鈴木圭一郎(26)=浜松・32期=と、史上6人目のグランドスラム(全SG制覇)を目指す青山周平(36)=伊勢崎・31期=が、ともに初日から4連勝で優出。23日の開催最終日は、優勝戦で2強の無敗対決が実現する。

 この日の開催4日目は、9~12Rで準決勝戦が行われた。11Rの鈴木は8周1角で中村雅人(川口)をやっと差し、「エンジンは下降気味。メタルを替えて重みをつけたい」と反省。12Rの青山は逃げ切ったが、終始、木村武之(浜松)に逆転されかけ、「跳ねて、ペースが上がらなかった。跳ね対策を」と不満な表情だった。

 鈴木と青山がSG優勝戦で対決するのは今回で16回目。これまでの15回はともに5回優勝。対戦成績は青山の8勝7敗で、ワンツー決着は意外にも3回しかない。ちなみに2人の一般戦も含めた対戦は過去98回で、青山が50勝48敗とリード。

 SG優勝戦で両者の無敗対決は1度だけある。2019年8月15日のオートレースグランプリ(伊勢崎)で、2番人気の青山が1枠から逃げ切り、1番人気の鈴木は3着に敗れている。

 今回、鈴木が勝てば同一SG5連覇の偉業で、島田信広(SS王座決定戦)に並ぶSGタイ記録。青山が勝てば片平巧、永井大介、浦田信輔、高橋貢、中村雅人に続き、史上6人目のグランドスラマーとなる。軍配はどちらに上がるか。

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