【フェブラリーS展望】G1初制覇を狙うレッドルゼルが中心

 「フェブラリーS・G1」(21日、東京)

 今年最初のG1は砂の頂上決戦。前哨戦の根岸Sを制したレッドルゼルが、勢いに乗って戴冠に挑む。これまでは千二から千四を中心に使われており、デビュー16戦目にしてマイルは初参戦。フェブラリーS3勝目を狙う安田隆師は「前走、川田ジョッキーに“千六を意識した競馬をしてほしい”と言ったら、それを考えて乗ってくれた。希望を持たせるような競馬をしてくれた」と距離克服を願っている。

 一気の3連勝で東海Sを制したオーヴェルニュは、1週前の栗東坂路で4F54秒8-12秒7を計時。西村師は「勝った後もダメージなくここまで来られている」と順調な過程を伝えた。カフェファラオはチャンピオンズC6着後も在厩で調整しており、「一日も休まずに、計画通り順調に来ています」と堀師。伸び盛りの4歳馬が反撃を狙う。

 昨年の南部杯を制したアルクトスは、休み明けの根岸S(4着)を使って順当に良化。「東京マイルは1番いい舞台」と栗田師も意気込む。東京7勝をマークするサンライズノヴァは、7歳となっても末脚健在だ。

 2年前の覇者インティ、根岸S2着のワンダーリーデルも展開次第で出番がありそう。ここにきて力をつけているソリストサンダーまでがV圏内か。

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