禁止薬物で昨秋失格のソーヴァリアントが待望の初勝利

 正真正銘の初白星だ。24日の中山5R(3歳未勝利)をソーヴァリアント(牡3歳、美浦・大竹)が完勝。好位追走から力強く抜け出して1番人気に応えた。

 同馬は昨年11月7日の未勝利戦1位入線後にカフェインが検出され失格に。仕切り直しの前走は2着に惜敗したが、デビュー4戦目で晴れて未勝利クラスを脱出した。戸崎圭は「うまくゲートを出て、スムーズに競馬できました。力のある馬だし、さらなる成長に期待したい」と高評価。大竹師は「毎日、ゲート練習をしていた効果がてきめん。この馬本来の強さを披露できましたね。ただ勝つだけじゃなくて強い内容でした」と安どしていた。なお、禁止薬物検出に関しては、現在も警察が調査を続けている。

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