【東海S】アナザートゥルース、元気いっぱい 高木師「いい状態で出走できる」

 「東海S・G2」(24日、中京)

 まだまだ元気いっぱいだ。明け7歳となったアナザートゥルース。前走のチャンピオンズCは展開が厳しく大敗したが、中間の動きは良好。反撃へ向けて着々と態勢を整えている。

 アナザートゥルースはチャンピオンズCで13着。少し掛かり気味に3番手を追走すると、直線では失速してしまった。高木師は「結果的に差し馬の出番のレースになった。展開が向かなかった」と悔しがる。その後はいったん短期放牧に出され、川崎記念というプランもあったが、相手関係や舞台設定などを考慮し、ここへの出走を決定した。

 中間の調整は順調だ。14日の美浦Wでの1週前追い切りでは5F68秒6-38秒6-13秒3をマーク。ハイオプターレ(3歳新馬)に楽々と1馬身先着を決めた。指揮官は「状態は引き続きいい感じです。明け7歳馬になったが力の衰えもない。1週前の動きを見る限り、前走の大敗を度外視していいでしょう。いい状態で出走できる」と元気な姿に目を細めていた。

 今回コンビを組むのは松山。昨年はデアリングタクトと牝馬3冠を達成し、今年は現在11勝でリーディングトップに立っている。「いいジョッキーが乗ってくれる。勢いもあるし」と手綱さばきに大きな期待を寄せていた。

 まだまだ衰え知らずの7歳馬。重賞2勝を挙げるなど、これまでの実績からも軽視は禁物だ。ベテランが底力を見せつける。

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