【ボート】蒲郡ヴィーナスS 地元期待の細川裕子が逆転で優勝戦に進出
「ヴィーナスシリーズ第19戦・ムーンライトプリンセス決定戦」(17日、蒲郡)
地元戦で期待を集める細川裕子(39)=愛知・88期・A1=が準優10Rで2着に入り、最終日12Rの優勝戦に駒を進めた。
地元Vを十分に意識できるまで56号機を仕上げてきた。準優10Rはバック4番手も、1周2Mを差して2着争いに加わり、2周1Mでは大滝明日香(愛知)のツケマイを封じて優出を決めた。「ペラを叩き変えてこっちの方がいい。全体にバランスが取れて上位。最近の蒲郡では格段にいい」と景気のいいコメントが並ぶ。
競り負けた大滝が「自分の足も別に悪くないけど、裕子の足が良過ぎですね」と脱帽するほどにエンジンは仕上がっている。
優勝戦は外枠になるが、5日目前半6Rに大外から白星を挙げるなど、現状の足なら不利枠を克服できる状態にある。パワフル足を生かして18年12月のW優勝戦以来2回目となる蒲郡Vに挑む。