【東京2歳優駿牝馬】村神様はギルランディーナ推し 「一本筋の通ったダート血統」

 「東京2歳優駿牝馬・S1」(31日、大井)

 ホッカイドウ競馬から遠征してくる、交流G3エーデルワイス賞覇者のソロユニットで断然のメンバー構成。だが、初の長距離輸送、初コース、一気の距離延長。疑ってみたくなるのが、へそ曲がり記者の宿命!?

 今年最後の大一番は御神本訓&ギルランディーナに◎を託す。デビューから連勝で臨んだ前走のJBC2歳優駿チャレンジが1番人気で6着。勝ち馬から6秒6も離されてしまったのは意外だった。

 もともとスタートには課題を抱えているようだが、前走もダッシュがつかずに後方からの競馬。それでも、デビューからの2戦は3角手前で外めを一気に押し上げて行ったが、それが前走ではなかった。完全に嫌気を差しているようで、ラストまで一度も闘争心が目を覚ますことはなかった。若駒ゆえの難しさを出した感があった。

 母はダートで5勝。叔父には、交流重賞で活躍したサカラート、2007~09年のJBCクラシック3連覇や08年フェブラリーSなどG1(交流含む)で9勝したヴァーミリアンがいる一本筋の通ったダート血統。ギルランディーナが前走の一戦だけで評価を下げるのは早計だ。

 その後は、じっくりと間隔をあけてリフレッシュ。ここを目標にしっかりと乗り込まれてきた。相手はさらに強化されるが、今回は走り慣れたマイル戦に戻る。相手が楽だったとはいえ、デビューからの連勝で見せたパフォーマンスは、一流馬になり得る、それだ。ずっと手綱を取る鞍上も前走の敗戦を引きずることはない。それを教訓に、巻き返しに転じてくることは必至だ。(1)の単複。馬連で(1)-(4)(6)(7)(8)(9)(13)(16)へ。(デイリースポーツ・村上英明)

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