【有馬記念】“有馬男”池添、カレンブーケドールのG1獲り請け負う「頑張りたい」

 「有馬記念・G1」(27日、中山)

 09年のドリームジャーニーに始まり、11&13年のオルフェーヴル、そして18年ブラストワンピースと有馬記念で歴代最多の4勝をマークする池添。今年はカレンブーケドールの手綱を任された。

 これまでG1での銀メダルが3回と、その実力は誰しもが認めるところ。ただ、常に上位争いを演じながら、あと一歩でタイトルに手が届いていない。相棒にとって、G1獲りは悲願。そこで“有馬男”に指名が入った。「牡馬相手に2着とか、惜しい競馬をしているからね。あとひと押しだと思う。今年もチャンスのある馬に乗せていただいて、ありがたい」と気合が入る。

 初めて感触を確かめたのは美浦坂路での最終追い切り。当初のイメージは「乗りやすそうな馬」。実際に騎乗してみて、「乗り手に対して素直な部分があって、そのあたりのコンタクトが取れて良かった。反応が良かったし、すごくいい動きでしたよ」と喜んだ。

 先日ターフを去った厩舎の先輩女王・アーモンドアイの背中を見ながら着実に力を蓄えてきた。前走のジャパンCでは、3歳の牡牝三冠馬を相手に見せ場十分の4着。あとは最後のもうひと押し-。「ボクがG1をプレゼントしたいし、自分も5勝目を目指して頑張りたい」と目を輝かせる。“優勝請負人”の気迫が手綱を通して伝われば、今度こそ悲願のG1制覇に手が届くはずだ。

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