【ジャパンC】コントレイル、ダービーに続き父と同じ吉兆枠「6」 矢作師も大歓迎

 これも競馬の神による差配だろうか。無敗のクラシック三冠馬コントレイルが手にしたゼッケン番号は「6」-。ダービーに続き、またも父ディープインパクトと同じ馬番(06年)で決戦に挑むこととなった。今世紀最大のドリームマッチまであと2日。父の蹄跡をなぞり、三冠牝馬2頭を撃破してみせる。

 再び、天命に導かれた。父子制覇を狙う牡馬三冠馬コントレイルが引き当てたのは4枠6番。ダービーは父ディープインパクトと同じ3枠5番から栄冠をつかんだが、今回も父が06年に制した時と同じゼッケン「6」を背に、偉業達成を目指す。矢作師も「本当にいつもいい枠を引くよな。三冠は全て奇数だったし、偶数になったのでさらにいい」と大歓迎の口ぶりだ。

 牝馬三冠馬2頭の枠番も確認し、指揮官は「アーモンド、デアリングもいい枠引いたよな」と、ともに内枠に入ったライバルを警戒する。「ジャパンCは馬場が良ければ、内有利、前有利になるけど、今の東京はそこまで良くない。内過ぎなければいいと思っていた。この枠は絶好。しかし、いい枠引くよな」と、改めて“ディープの最高傑作”が持つ見えざる力に感心しきりだ。

 26日朝は厩舎周りの引き運動で体調を整えた。「火曜の時点で468キロ。体は前走(458キロ)と一緒くらいだろうね。1回落ちた方がいいと思うし、そこから上がってきたのはいいこと」と急上昇してきた状態面に手応えを感じている。

 週末まで雨予報もなく、良馬場での開催が濃厚。「距離はもちろん左回りもいい。心配事がなくなってすがすがしい気持ちでやれる」。歴代最多タイのデビュー8連勝で、世紀のドリームマッチを制してみせる。

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