【POG】ダノンレジェンド産駒ロダンレイジングは札幌デビュー(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。これからのデビューに向けて準備を進める若駒を中心に東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 8日の札幌新馬戦(芝1200m)を逃げ切った厩舎ゆかりの血統馬テーオーメアリー(牝、梅田)。兄、姉はダート戦のみの出走で、この血統では初めての芝参戦だったが、見事に一発で結果を出した。レースを振り返って、永田助手は「まだボテッとした感じの体つきだったけど、ゲートが速く、道中もいいスピードを見せてくれた」と笑顔で話した。今後については「当初はすずらん賞(9月6日・札幌、芝1200m)を視野に入れていたが、週中の調教でソエを気にしたので、放牧に出して立て直しを図ることになりました」と話した。「(この血統の)きょうだい馬は全て勝っているからね。芝でもメドが立ったのは大きく、今後の可能性が広がったと思う」と先々へ向けて大きな期待を寄せた。

 次週の注目馬はダノンレジェンド産駒のロダンレイジング(牝、小崎、母シンセツ)。22日の札幌・芝1200mを予定している。1週前の12日は池添を背に、札幌芝コースで併せ馬。サトノジヴェルニー(3歳未勝利)を相手に、しっかりと負荷をかけた。上垣内助手は「少しひるむところを見せましたが、追われてからしっかりと伸びたし、いい動きでした」と好感触をつかむ。「このひと追いが刺激になって、これからさらに良くなりそう。小気味のいい走りで短距離向き。スタートも速く、初戦から楽しみ」と手応えを口にした。

 4勝している4歳牝馬、サムシングジャストの半妹ジャンドゥーヤ(牝、松田、父リオンディーズ、母ツルマルオトメ)が札幌へ入厩。今後のケイコの進み具合次第になるが、デビューは9月5日の札幌・芝1500mになりそうだ。(馬三郎栗東支局・塩手)

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