【ボート】後藤浩が約10年ぶり桐生V 「大好きな水面。気持ちも乗ってくる」

 「デイリースポーツ杯」(26日、桐生)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、4号艇の後藤浩(52)=埼玉・67期・A2=が波乱を呼んだ。5コースまくり差しで激戦を制し、昨年6月の蒲郡以来、通算59回目の優勝を果たした。桐生水面では2010年9月以来、9年10カ月ぶり9回目の優勝となった。2着には1周2Mを差して野村誠が浮上。地元3連続Vを狙ったインに秋山直之は3着に終わった。

 後藤が今年初Vを手にした。「優勝戦の足が一番良かった。日を追うごとに良くなっていった感じ」と振り返る。レースは126・345の進入。後藤はコンマ14のトップSで仕掛け、バックではイン秋山の内から舟を届かせた。

 桐生はG1で最も多く実績を残してきた舞台。「大好きな水面。これで気持ちも乗ってくる」と桐生巧者は喜びをかみしめた。G1優勝7回のうち、3回が桐生。1996年9月、99年9月に周年記念を優勝。2010年2月には関東地区選を優勝。同9月の一般戦を制して以降は遠ざかっていたが、今回で約10年ぶりのV獲りだ。

 次節は、とこなめ(8月1~4日)に出場予定。一般戦で大暴れして、ベテランが真夏の主役を目指す。

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