【競輪】平昌五輪モーグル銅の原大智はデビュー戦3着 「最低限の結果を残せた」

 「競輪ルーキーシリーズ2020・若鯉賞争奪戦」(15日、広島)

 2018年の平昌五輪男子モーグル銅メダリストの原大智(23)=宮城・117期・A3=が15日、広島競輪9Rでデビュー。3着でゴールした。

 2番車の原は周回中3番手を確保。打鐘前に1番人気の桜井祐太郎(宮城)が4番手から上昇。果敢に出切ろうとしたが、正攻法の貴志修己(和歌山)が激しく抵抗。最終1角で貴志が踏み勝ち、桜井は番手に収まるが、4番手を確保していた坂本紘規(青森)がまくり上げる。終始、坂本を追っていた原は続けず、最後方から外を踏んでいた藤田周磨(埼玉)が坂本に続く。3角で前団をとらえた坂本が先頭でゴール。藤田が2着に入り、切り替えて藤田を追走した原は3着だった。

 レース後、原は「(周回中は)緊張しました。先輩から『フワフワするぞ』って言われていたので、その意味が分かりました」と明かした。「いい位置を取れましたが(藤田と)並走したときに、少し立ち遅れてしまって、外に出られませんでした」とうまく運べなかったことに後悔。3着という結果には「1着がいいですけど、最低限の結果は残せました」と語った。

 原はこの結果で1ポイントをゲット。15日の予選2走目は3着までに入ると4、2、1ポイントを与えられ、合計ポイントが7位(35人中)に入れば、16日の決勝に進出できる。

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